先日、朝早く目が覚めてしまったので、思い立って「さかな村」に行くことにしました。
横で寝ているちいちゃんに「さかな買ってくるよ。」と言うと、「煮魚になるの買って来てえ。」というリクエスト。
いざ着いてみると、あれ?少ししか店が開いていません。お客さんもいるにはいるけど少ないな?
まあいいか、いつも新鮮な魚売っているお姉さん(以前おばさんと言って怒られました。)に相談しようっと。と近くに行くと、お客さんの袋に大量の雑魚?を投入中。
「おほ~、こんなにいいの?」と若い男性客たち。「あっはっは、喜んでもらえてよかったわ。」とお姉さん。一体いくらで売ったんだろ?袋パンパンだったし。
さて接客終わり、「ええっと、刺身にも煮魚にもなるってどんなのかなあ?」と相談してみると、「そんなん捌けばなんでも刺身になるよお、今朝あがったのばっかだしさあ。ほら、このコチなんか尻尾のほう刺身にして、腹の辺は煮魚にしちゃってもいいしね。」って指さしたのは、ゴチャゴチャっと入っている箱。「そうかあ、全部手間賃で高くなったのがスーパーに並んでるのね。で、これも刺身になるの?」とちょっと不気味な感じの平べったい魚を指さすと、頂きました、名文句「なるよお、全部タンパク質だもん。」
「じゃあ、楽しんでみよっと、これちょうだい。」と頂いたのが300円の箱と5円の袋で305円。
入っていたのは20センチくらいのコチ6匹、鱧、マトウダイ2匹、ちっちゃいカレイ、ブダイ、ちっちゃいタイの仲間
鱧なんて「骨切り」するなんてことは言葉では知ってましたが、やるのはもちろん初めて。YouTubeで確認確認っと。
コチは初めてじゃないけど自信ないし、確認確認。
そんなこんなで全部捌くのに午前中かかってしまいました。
『ブッシュクラフトナイフ』も役に立ちましたよ。
その日の夕食はコチのお刺身、「美味しい~、ちょっと骨有るけど。」と、ちいちゃん。すんません。あと、アラの煮物とアラの味噌汁も美味しかったなあ。
次の日は、コチと鱧のフリッターと中骨のから揚げ、これも最高~!
次の日も揚げたてのフリッタ―と中骨のから揚げを頂き、「美味しいねえ。」
そして、まだ昆布締めにした刺身たちとウロコだけ取ったブダイが冷蔵庫で待ってます。
300円でどれだけ楽しめるんだあ!と、驚きの体験記でしたあ。