この本を読んじゃったんですよねえ、最近。
昔からちょっと好きだったんですね、森で木切れ拾ってナイフでちょこちょこ削って、みたいなことが。
別に器用なわけではないのですが、なんかただの木の枝がだんだん形を変えていって、何となく使えるかな?みたいな姿になっていくのがちょっとワクワクしますね。
長女がちっちゃい頃、そんな感じで1本作ったんですよ、木のスプーンを。
スプーンとして使うわけでもなく、握ってガジガジと歯がため的に使ってたんですね。
それがね、30年以上取ってあったんですねえ、この前見つけました。
長女がそれを見て、「また作ってよ、パパ。」なんて言うんですね、それでなんかその気になっちゃって、「ブッシュクラフトナイフいいなあ、欲しいなあ。」なんて思ってたわけです。
そんな折、近くで開催されているマルシェに出かけていたちいちゃんからLINE電話がかかりました。
「ナイフ売ってるからおいでえー。」
なんか直感でピーンときたらしいのです。これは良いものだと。
それを信じ、車を走らせ、ブースまで案内してもらい、とりあえず話を聞いてみることにしましたよ、さっそく。
聞けば、本職は農業なんだけれどナイフが好きで好きで、ほれ込んだ作家さんにどうしてもオリジナルを作ってほしくて自分でデザインしたものを作ってもらって、そこにとどまらず販売までするようになってしまった!という人でした。
いくつかサイズ展開があって、握った感じと木切れの細工をメインに考えていたので、中くらいのサイズのものを買いました。これです!!
こだわりの刃の形状と構造(はがね材をステンレスで包み込んでいる特殊構造で、日本で一人しかその技術を持っていない人なのだとか)だったり、桜の枝を使った握りだったりだとか、いろんなこだわりが詰まっているそうですよ。
しかし、残念なのは!!シースが準備されてない!売ってない!
「みなさん、自作されるみたいですねえ。」だって…。
ということで、自作することにしました。皮は、いつかやろうと思って買いためてあったんですよね、結構たくさん。
でも、縫う道具が良いものがなく、今回調べて買ってしまいましたのが、これ!!
と言いたいところですが、実際に買ったのはAmazonでいろいろセットになってるやつでした。
それで出来たのがこれです!ジャーン!
入れるとこんな感じ。
こんな風にも出来るようにしましたあ。
中々よくできたと思いません?売れるかな?売ってもらおかな?デザイン料貰おうかな?なあんて考えていると楽しいですね。
で、ナイフで何やってるかというと、庭に欅の枝が落ちてくるんですね、パキパキと折れて。
いつも燃えるゴミで捨ててたんですが、ナイフ細工練習用にとっておいて削る練習を始めました。こんな感じで楊枝みたいなものからですね。
もっと太い枝も落ちてくるので、今度は何ができるだろう?思案中です。
何かいいアイデアあったら教えてくださいねえ。