この本の著者である大嶋信頼さんも、本の中で書いていることですが、「催眠」について、誤解が蔓延してしまっているのではないか?と感じました。
かけた相手を意のままに操るための術なのではないか?という誤解です。
確かに悪用される場合もあるのかもしれませんが、善用もできるよ、という事なんですね。
多くの人は、幼いころからマイナスの暗示にかけられてしまっているそうです。まあ、言い換えれば『洗脳』ですよね。
それで、暗示にかけられてしまうと脳は意識的に限界を作ってしまうようなのです。
脳をコントロールしている脳内電流は、通常時は非常に微弱な電流で制御されているので、細やかな思考とか配慮とかできるようなのですが、暗示によって作られた限界を超えた状態になると、強烈な異常電流が流れる『孤独の発作』が起きてしまうそうなのですよ。
これは、脳内制御における「ノイズ」のようなもので、正常なコントロールができなくなってしまうようなんですね。
そこで、催眠というのは「ノイズ」を取り除いて、正常なコントロール状態に戻せるよう意識的な限界のない状態つまり、「無意識状態」にすることらしいのです。
そして、この「無意識状態」こそ「本当の自分」らしいんですよね。
つまり、『思い込み』を外していく手法と言えるかもしれません。
簡単に取り組めそうな手法から、ちょっと高度で訓練が必要な手法までいくつかあって、守るべき注意事項などもあるので、興味のある方はぜひ読んで確認してください。
わたしですか?私の場合は、特に直近のニーズがなかったので試していませんが、これは役に立つだろうな、と思ったので紹介した次第です。
試して効果があった人は、コメントしてくださると他の人の役に立ちますよねえ。
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