私にとって『女神』のイメージは
全てを愛で包み込み、養い、育て、導き、励まし、慰める存在
まあ、一言でいえば家庭における理想のお母さん像ですね。
『全てを』とは何か?を考えて、それが家庭以外にあてはめられる場合、その存在を『女神』その表す特質を『女神性』と表現すると、しっくりとくるのです。
わが子がどれほど非行を重ねても、見捨てず立ち直らせ、導き、励まし、助け続けるお母さん
障害を持ったわが子が、親である自分がいなくなってからも自分の力で生きていけるよう道を整えようと奮闘するお母さん
世の中には、家庭の中で『女神性』を発揮しているお母さんはたくさんいます。
家庭以外での例を挙げるとすれば、なんといっても”ナウシカ”でしょう。
彼女にとっての『全て』は、風の谷の住民にとどまりません。
同盟国の戦士たちも、敵国の戦士も平民も、蔑まれている虫使いたちも、彼女にとっては愛で包む対象です。
そして彼女の愛する対象は、人間にもとどまりません。
テトも、カイも、王蟲も、虫たちも、腐海の植物たちさえ彼女は愛しています。
究極は、巨神兵から「ママ!」と呼ばれてしまいました。
そうです、『女神性』を表す『女神』は、愛する『子供たち』から愛され、大事にされ、助けられます。
”ナウシカ”と対極に位置するのが”クシャナ”ですね。
彼女も女性であり、部下たちから慕われていますが、彼女の立ち位置は『大将』であり、明確に表している特質は『大将性』であると言えます。
では、『大将性』については、別の記事で書きたいと思います。