子ども性とは?

前の記事で、人間誰もが『女神性』と『大将性』を持っていて、時と場合に応じてバランスよく発揮するべきだと書きましたが、どちらかしかないの?どっちもまだできないし…みたいな人もいるかと思います。

もちろんそんなことはないですよね、私なんかどっちもダメダメ状態ですから。

どちらの特質を発揮するにも、お手本を見て、真似してやってみて、失敗しながら何度も何度も練習してみて、満足するまで繰り返す、というプロセスが必要です。

女神性』も『大将性』も『非認知能力』の範疇の特質なので、『学校教育の勉強』とは違ったプロセスが必要なようです。

これは、100年以上前にイタリアのマリア・モンテッソーリという人が考案した『モンテッソーリ教育』という方法によって行えるようです。

この方法を用いることによって、①自分と向き合う力②自分を高める力③他者とつながる力を伸ばすことができるようです。

考えてみれば人生の一瞬一瞬は、すべて上の3種類の力を学び、経験し、実践する機会であると捉えることができます。自分の考え方次第ですけどね。

むかし経験した嫌なことが、「あ…あれはこの時のための学びの機会だったんだ。」と思える時ってないですか?

そんな風に考えることができたなら、もう嫌なことではなくなって貴重な体験の記憶として整理されていきます。

子供の時は、一心不乱に学び、経験することに集中することのできる時ですね。もちろん両親などの『女神性』『大将性』によって、心行くまで集中できる環境を作ってもらえたら、の話なんですが。

現代の多くの大人たちは、子供時代に充分に『非認知能力』を伸ばすための機会と時間と環境を与えられなかったので、『非認知能力』の分野ではまだまだ”お子ちゃま”、いやいや”赤ちゃん”なのかもしれません。

立派な大人として『女神性』『大将性』をバランスよく発揮するためには『子ども性』によって心行くまで学んで、経験して、納得して身に着けていくしかないんですね。

まだまだいろんな面でお子ちゃまな私ですが、周りのお手本から学びつつ、成長していけたらと思います。

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