目的のピラミッドって、何のことだろう?

藁を手に旅に出よう』から学んだことのまとめとして残しておこうと思います。

会社とか、組織とか、社会やシステムの中で生きていると、すぐに「空気」に飲み込まれて行ってしまいますよねえ。「場の空気」だとか、「空気を読む」だとかのあの「空気」の事ですね。

わたくし、自慢じゃないですが、本当に自慢になりませんが8回くらい転職してます。その中でも部署が変わるとか親会社に出向なんて時期もありましたので、職場としてはもっと多くの経験をしてきましたよ。

それぞれの職場に支配的な人がいて、その人の作る「空気」がその場を支配している場合が多いですが、普通の人はその「空気を読んで」その支配的な人の『自分だけの世界観』から外れないようにしてうまい事切り抜けていくんですよねえ。

色々いましたよお、本当に。けっこう理不尽な支配的な人の場合、わたくし空気が読めないもんですから、よく攻撃対象になりましたよ。それでかな?いろいろ転職してしまったのは。とっても居辛くなりますもんね。まあ、そんなでもない理由もありましたけど。

往々にして理不尽な支配的な人は、「自分の課題」を人に押し付けてくるんですよねえ。ダイレクトに来る人もいるし、巧妙に来る人もいますね。

そんな「変な空気」に飲み込まれないためには、「他者の課題」と「自分の課題」をしっかり線引きして分けて考えなければいけないんですね。「あなたの課題はあなたが対処してくださいね。わたしは私の課題に集中します。」ってスタンスですよね。

そのスタンスをしっかり持てば、「なんだかわからないけど、言われたからやる。」といった奴隷状態ではなくて、「自分は今、この目的を達成するためにこうした理由で行動している。」と、ちゃんと考えられるようになるわけですね。

そうなると、行うことはすべて自分の成長のための経験としてストックしていける、というわけなんですね。

成長=経験数xストック率 って計算式になるそうですから、なんでもやればやっただけ成長につながるわけなんですよ、本当は。

でも、「なんだかわからないけど、言われたからやる。」ってスタンスだと、ストックされずに流れて行ってしまうようなんですね、もったいないことに。

ぜひ、経験はちゃんとストックして成長していきたいですよねえ。そうすると、モワンとした変な空気から抜け出して、ちょっと上の視点から物事を見ることが出来るようになっていくわけですよ。

ちょっと上からの視点を持つことが出来るようになると、当然のことながら広い範囲のことが分かるようになりますね。そうすると、他の人の考え方とか行動の理由も想像することが出来るようになってくるんですよ、きっと。

そうなってくると、今対処していた目的よりも1段上の目的のためにもっと広い範囲の人たちが関わっていたんだあ、という感覚が持てるようになってくるようです。

それをどんどん進めていって、もう1段もう1段と目的をたどっていくと、究極の目的に行きつくことになりますね。

もちろん経験を積めば積むほど視野が広がり感覚も変わってくるので見直しが必要ですが、ある程度進んでいけば、究極の自分だけの『目的のピラミッド』ができるはずなんですね。

それが出来れば、「今自分は、この究極の目的を達成するためのこの段階の活動をしているんです。ルートは違うけど、同じ目的のためにこんな活動をしている他の人たちもいるんです。」なあんて明確に説明できたりするんですよねえ。

そんな自分だけの『目的のピラミッド』を力説する人には共感する人も現れてくるので、仲間の輪が広がっていき、大きな目的を達成できるようになっていく!っていうストーリー。素敵ですね。

そんな『目的のピラミッド』が明確になっていれば、全ての経験はストックできます。ってことはすごい成長率になるわけですよ、計算式によれば。

がんばろう~っと。

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